インドに生まれたゴウタマ・シッダールタは、釈迦とかブッダと呼ばれていますが、その中心思想は、以下の3点にまとめられます。
●天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)
人は誰もみな、われ一人尊い存在として生まれてきた、比較できないそれぞれの存在で、上下はないという意味です
●縁起の法(えんぎのほう)
固定した実体は存在しない、我(われ)というのは意識であり、自我ではなく、さまざまな縁によってつくられるという意味です。
●自帰依・法帰依(じきえ・ほうきえ)
遺言としての教え=遺教ですが、自分自身と法則に従えという意味です。
ブッダには「神」という思想はなく、人間の自由と責任を拠り所とする現代思想に直結しています。同時代、紀元前400年ころに活動したソクラテスとも重なるところが多く、紀元前3世紀には、多くのギリシャ王(各ポリスの王)が仏教に帰依しました。詳しくは、『古代インド』(中村元著)をお読みください。
岩波文庫「ブッダが説いたこと」 ➡➡
仏陀の教えを歌っているメッセージソング ➡➡
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白樺教育館
館長武田康弘